住宅新報Web
住宅新報から記事を検索     

今日のニュース 住宅新報
 
 
ニュース
本
資格
セミナー
コンサル

ブログ

広告掲載

住宅ローン金利表

読者コラム

現代不動産用語事典

記事データベース

採用情報

新聞購読のご案内

新聞購読のご案内

ニュースを読む
今日のニュース 新報ダイジェスト バックナンバー 特集コラム
column_title
(2008. 7. 8号)
家事は誰が担うのか?
 
6月24日号に『働くママも頑張ってます!』という記事があり、興味をひかれました。
これは、不動産の販売・賃貸・仲介を手がけるコスモイニシア社が、20〜40歳代の子どものいる既婚男女1,421人を対象に、今年1月に行ったアンケート調査の結果を紹介したもの。早速、アンケート結果の詳細を拝見させていただきました。

まず、「家事にどのくらいの時間を費やしていますか?」という質問に対しては…
 
<平日>
<休日>
  男  性
1.60h
2.70h
  女性全体
4.05h
4.03h
  働く女性
3.13h
4.21h
  専業主婦
4.48h
3.95h

という回答。
平日5日、休日2日と仮定して単純計算すると、働く女性の一週間の家事時間は24.07時間で、専業主婦の30.3時間に対しておよそ8割。一方、男性の一週間の家事時間は13.4時間で、女性の28.31時間に対しておよそ5割といったところです。
ひとつ残念に思ったのは、女性については「働く女性」「専業主婦」というくくりでデータが得られているのに対して、男性については全体の平均値しか得られていないこと。同じ男性でも、「夫婦共働き」であるか「妻が専業主婦」であるかによって、家事時間にはそれなりの開きがあるのではないか(あってほしい)と思うからです。

さて、これを受けて、「家事時間を減らしたい(増やしたい)と思いますか?」との質問には、女性の55%が「減らしたい・やや減らしたい」と回答。
こんな女性の願いをかなえるためには、やはり家族の協力が不可欠だと思いますが、男性のうち家事時間を「増やしたい・やや増やしたい」と回答したのはわずか20%。しかも、28%の人に至っては「減らしたい・やや減らしたい」と回答しており、男女間の意識の格差が浮き彫りになっています。

家事分担のあり方には、
・ 夫婦の一方が外で働いて、もう一方が家事を一手に引き受ける家庭
・ 夫婦が共に働き、共に協力しあって家事をこなす家庭
と、大きく2つがあるのではないか…と言いたいところですが、働く女性も専業主婦の8割程の時間を家事に費やしているという結果から、
・ 夫婦共働きでありながら一方のみが家事を(ほとんど)一手に引き受ける家庭
というのも、意外と多いのが現実なのではないでしょうか。

う〜ん。パートナーが一人で重い負担を背負っているのに、知らんぷり(あるいは負担の重さに気付いていない)というのはいただけないなぁ。
つまるところ、これは単純に思いやりの問題なのではないか…というのが働く女性の立場からの私の本音です。




佐藤名ゝ美

ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー。
生命保険会社、生損保代理店と通算9年の保険営業の現場を経て 2000年に独立。新聞・生活情報誌・ウェブサイトでの執筆や、行政・企業で の講演などにも精力的に取り組みながら、地元熊本に根差してFPコンサルティング活動を展開中。